2022年、世界中で経済的格差は広がる一方だ。日本でも貧困層が増加している。
政治が悪いとか、貧乏な家庭で育ったからだとか、金持ちは汚いことをしているとか…資本主義の限界がきているなどなど…
だが、貧困の原因を他人のせいにしてはいけない。全て自分が今までの人生で選択してきた結果なのだ。【原因は自分にある】と腹をくくることから全てははじまる。
ではなぜここまで貧困層が増えているのか?その理由はとてもシンプルだ。
資本主義の本質(ルール)を理解していないから
ただそれだけのことだ。学校では教えてくれないので当然ではある。
われわれが生きている日本は資本主義国家なのに、その本質を理解している人は少ない。ルールを知らなければ貧乏になるのは当然だ。
では、学校では教えてくれない知識を身につけるにはどうすればいいのだろう?
昔から読まれ続けている普遍の名著を読むこと
もし本を買うお金がないのであれば図書館で借りればいい。やる気さえあればいくらでも学べる環境がこの日本にはある。
それでは昔から読まれ続けている名著の一部を引用するので、興味がわいたらぜひ手にとって読んでみてほしい。
- まず大切なのは、資産と負債の違いを知り、資産を買わなければならないということだ。金持ちになりたい人が知っておくべきことはこれに尽きるといってもいい。いわば金持ちになるための鉄則だ。「そんなことは簡単じゃないか」と思われるかもしれない。だがこのルールの持つ意味の深さを本当に理解している人は少ない。大部分の人は資産と負債の違いを知らないために、いつもお金がなくてヒーヒー言っている
- 金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む
- 中流以下の人間はお金のために働く 金持ちは自分のためにお金を働かせる
- 金持ちと中流以下の人間の大きな違いは、中流以下の人間がお金を手にするとまず贅沢品を買おうとするのに対して、金持ちは贅沢品を最後に回すことだ
- 持ち家を所有することに伴う損失の中で最大のものは、それによって大切なチャンスが失われることだ。家に全てのお金をつぎ込んでしまったら、後は前にも増して一生懸命に働くしかない。というのも家にかかるお金が支出としてどんどん出ていく一方で、資産の欄には何も貯まらないからだ。これが中流家庭の典型的なお金の流れのパターンだ
出典:金持ち父さん貧乏父さん ロバートキヨサキ
- 大抵の人が、資産について間違った考えを抱いている。「資産」は「所得」と同じではない。毎年高い収入を得ても、それを全部使ってしまえば金はたまらない。いい暮らしをしているだけだ。資産とは貯めるものであって、使うものではない
- 金持ちの特徴を三つの言葉で表せば、倹約、倹約、倹約である
- マスコミのせいで、若者の頭には「金のある人間は気前よく使う」「見せびらかさなければ、持っていないのと同じだ」といったメッセージが刷り込まれている。テレビや新聞は、派手なライフスタイルの人がいなければ困るだろう。億万長者の質素な生活ぶりだけを報道していたら、テレビの視聴率や新聞の購読率はガタ落ちだ
- 私達が定義する金持ちというのは、物を買って見せびらかすよりも、将来値上がりしそうな資産を所有することを選ぶタイプの人のことだ
- 30万ドルの家に住むお隣さんは資産ができた後に初めてその高級住宅街の家を買った。ところが、あなたは資産ができるだろうと期待して家を買ってしまった。これでは一生資産ができないことだろう
- 予算を立てない億万長者の過半数は、まず最初に収入から貯金する分を取り分けてしまい、残った金で生活するのだ。「何はさておき貯金」方式である。この方式を取る人は、収入の最低15%を貯蓄に回している
出典:となりの億万長者 トマス· J ·スタンリー&ウィリアム· D·ダンコ
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- 貧乏を征服するには、まず貧乏をこちらから進んでやっつけなければならぬと考えた。貧乏に強いられてやむを得ず生活をつめるのではなく、自発的、積極的に勤倹貯蓄を務めて、逆に貧乏を圧倒するのでなければならぬと考えた
- いくらでもいい、収入があった時容赦なくまずその四分の一を天引きにして貯金してしまう。そうしてそのあまりの四分の三で、一層苦しい生活を覚悟の上で押し通すことである。これにはもちろん、大いなる決心と勇気が必要である。
- 何事にも【時節を待つ】ということだ。焦らず、怠らず、時の来るを待つということだ。投資成功には特にこのことが必要である
- 好景気時代には勤倹貯蓄を、不景気時代には思い切った投資を、時機を逸せずたくみに繰り返すよう私はおすすめする
- 実際金の貸し借りは、その金ばかりではない、大切な友人や親類をも失うこととなるので、いかなる場合にも金を貸借しないに限る
- 金儲けを甘く見てはいけない。真の金儲けはただ、徐々に、堅実に、急がず、休まず、自己の本職本業を守って努力を積み重ねていくほか、別にこれぞという名策名案はないのであって、手っ取り早く成功せんとする者は、また手っ取り早く失敗してしまう
出典:私の財産告白 本多静六
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まずはこの3冊を読むことで人生が良い方向に転がり始めるだろう。